2014年2月8日土曜日

10月30日 やなかこども文庫 @HAGISO

もび主催・西井夕紀子が、谷中にある最小文化複合施設HAGISOを拠点にパフォーマンス作品をつくっていくプロジェクト「居間theater」の第5弾として、移動図書館「やなかこども文庫」に参加し、絵本をもとにしたパフォーマンスを行いました。
http://hagiso.jp/news/kodomobunko05/

遅くなりましたが、写真をアップします◎

語り・うたは東彩織さん、ダンスは山崎朋さん、そして音楽は西井夕紀子です。
13時から17時まで一時間ごとに計5回のパフォーマンスを行うという盛りだくさんの一日でした。



13時の回は、五味太郎作・絵『きんぎょがにげた』をもとにしたパフォーマンス。

まずは二階から現れた“すてきな三にんぐみ”に子どもたちは釘付けに!


にげたきんぎょを楽しく追いかける絵本の世界から、本当にきんぎょがにげだした!
どこににげた?部屋中ににげたきんぎょをみんなで探しました。
私もすっかり魅了され、この絵本をさっそく娘に購入しました!



14時の回は、ヴェ・ヴィクトロフ/イ・ベロポーリスカヤ原作、加古里子文・絵『マトリョーシカちゃん』をもとにしたパフォーマンスです。
いろいろな楽器を手にし、ことばのリズムに合わせてみんなで音を出しあいます。最後はタイミングもばっちりです。


15時の回は、せなけいこ作・絵『おばけなんてないさ』をもとにしたパフォーマンス。
白いおばけがでできた〜!


おばけの中にみんなで入って、大きなおばけの誕生です!

16時の回は松谷みよこ作、上野紀子絵『ぼうしをとってちょうだいな』をもとにしたパフォーマンス。
太鼓のリズムに合わせて、みんなでせ〜の、「ぼうしをとってちょうだいな!」

けれどもなかなかぼうしをとってくれません。

17時、最後の回は、長谷川摂子作、降矢なな絵『きょだいな きょだいな』をもとにしたパフォーマンスです。
野原に次々と現れるきょだいなピアノやせっけん、電話…目の前のパフォーマンスと絵本の世界を行き来しながら、子どもたちは懸命に観ているようでした。



5回にわたる小さなパフォーマンス空間はとても濃密で、とてもゆるやかで、とてもあたたかく、贅沢な時間でした。
“すてきな三にんぐみ”、次はどこにあらわれるでしょうか?